FPD(フラットパネルディテクタ)
当院ではFPD(フラットパネルディテクタ)を搭載したデジタルX線撮影装置を2台導入しています。
FPDは最新のX線検出器で、より優れた画像が撮影と同時に得られるというDR(デジタルラジオグラフィ)システムです。
FPDの特徴は・・・
・被ばく線量の減少
従来の撮影装置に比べ、患者様の被ばく線量を大幅に抑えることができるようになりました。
世界的な被ばくのガイドラインであるIAEA(国際原子力機関)のガイダンスレベルと比べ、1/4程度にX線量を減らして検査を行っています。
当科では少しでも患者様のX線被ばくが低減するように取り組んでいます。
・高画質で診断しやすい画像を提供
従来の撮影装置以上に、より診断に適したシャープかつ高鮮鋭なX線画像が提供できるようになりました。
FPDで映し出した高精細画像をもとに画像処理を行うことで、これまで見えにくかった病変もさらに見やすくなりました。
・待ち時間の短縮
従来の撮影装置以上に、画像を瞬時に処理できるため、スムーズな撮影を行うことができるようになりました。
今まで以上に検査時間・検査待ち時間を減らす事が出来るようになりました。