80列 MDCT
当院では80列マルチスライスCTを導入しています。
80列CTは、短時間での撮影が可能となり、高精度な画像を提供することができます。
鮮明な3D画像の作成も可能で、患者様にも分かりやすい画像を提供することができます。
当院機器の特徴
・高い水準の精密検査が可能
0.5mm×80列の検出器を搭載しており、非常に短時間ながら広範囲の撮影を行うことができるようになりました。
頭部疾患、胸部疾患、腹部疾患など全身をより早く撮影することができます。
患者様に今まで負担となっていた検査時の “息止め時間” が大幅に短縮されます。
・様々な患者様に対応した安心・安全を考慮した装置
患者様が入るCT装置の円の直径が780mmと従来よりワイドになり、圧迫感が低減されています。
また、寝台の高さも地面から332mmと低くなるため、車いすの患者様やお子様にも優しくなっています。
・AI技術により、患者様の被ばくの低減がさらに可能
当院の前装置と比較しても約50%程度の被ばく低減が期待できます。
AI技術の一つであるディープラーニング再構成により高画質で低侵襲な検査が可能となり、患者様の身体的負担軽減につながります。
・金属によるアーチファクト低減技術(SEMAR)により画質が飛躍的に向上
体内に金属(人工関節、人工義歯など)を入れている患者様の場合、アーチファクトというものが前装置では診断の妨げになりました。しかし、このCT装置では新たな技術によって、金属周辺部分の画質が向上し、今まで見えにくかった部分がクリアに見えるようになっています。
CT3D画像例
![]() 下肢動脈 |
![]() 股関節 |
![]() 大腸 |